山本 政幸
今年も温かい日が続く新年を迎えることができ、皆様もゆったりと過ごされたこととお慶び申し上げます。

本年は役員の任期満了による改選の年です。

しかし、次期の支部役員を依頼するにあたり、支部でも高齢化によりこれを引き受けて頂ける方がいないのが現状です。
次世代の新しい加入者も少ないため、マンパワー不足が如実に現れています。

今、組合に求められるのは「組合の存在価値」です。組合が昭和32年の法整備によって設立され、すでに70年近くを経ることことから、現代に合った組織体質で無くなっていることは、誰もが感じているところでしょう。

私自身も支部、組合の役員に従事するようになってから40年近くなります。つまり、「長くやりすぎた」ことが、今の組合の体質の元凶を引き起こしいている原因の一つでもあるのではないかと自責しているところです。

永年の役員経験は確かに必要ですが、「役員経験は長いんだぞ。スゴイだろう!」と言った、変なプライドと経験に拘りすぎてしまう事により、柔軟な発想を阻害するという負の影響が現れるのも確かです。

今、組合に求められるのは「新しい価値創り」です。そして、そこに必要なのは、「いらないこだわり」を捨てる事。今年の干支である蛇のように「脱皮」し「再生」する覚悟と意識を有する方に次世代を担って頂きたいと願います。今年のテーマは「破壊と再生!」です。

渉外部長 山本政幸

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